母になれたというものの

32才で初めての妊娠。 これまでいろいろありました。

『らくがきはけさないで』

今日は図書館に行ってきました。

家にいると工事の音や振動で休まらないし、それを言い訳に勉強しないから、というのもありますが、何より先週貸出カードを作ったときに、予約した本が届いたからです。

 

問題集を解いたのは1時間ほどで、そそくさと2階の児童コーナーに上がり、絵本を物色します。

「子どもが生まれたら、絵本の読み聞かせをする」というのは、自然な流れなのでしょう。私も自然と、そういう気持ちになるから不思議です。

自分が子どもだった頃に読んでもらった本、読んだ本、知らなかった本。ひとつひとつを手に取るたびに、あの頃の気持ちがよみがえりました。

ひらがなの字のとてつもないインパクト。挿絵の細かさに、ページのすみからすみまで見入ってしまったこと。かわいい、怖い、おいしそう、かわいそう。

 

そんな中、もう一度読みたいと思っても、タイトルを思い出せない本があったんです。絵を描くのが大好きだった私には、うらやましく思えて仕方なかった本。

あれから20年以上経っているから無理もないけど、それだけ月日が経ったおかげで、ネットで知り合った方から、その本のタイトルを教えていただきました。

そして、予約して取り寄せてもらったのが、『らくがきはけさないで』

 

家に帰ってゆっくり読み返していると、なぜか、初めてこの本をめくったときの、幼い頃の自分に戻ったような気持ちになるから不思議です。