妊娠報告 その1
私が妊娠したことは、まだ、家族と、月に2回は会っている友達しか知りません。
母さんが言うには「腹帯を巻いてから」が無難なようで、みんなに話したくてしょうがないばあちゃんも、まだ、我慢しています。
だけど、高校のときからの友達から、恒例のバレンタインのチョコを買いに行く話が来たときに、ちょうどいい機会だから、よーし、報告しよう!と思いました。
というわけで、「サプライズがあるからお楽しみに(笑)」とメールしました。
そして昨日、大丸で待ち合わせた友達と、今年もあれがいいこれがいいと言いながら、それぞれお目当てのチョコをゲット。
大丸で買うようになって3、4年。慣れたせいか自分好みのチョコをあまり悩まずに選べるようになりました。優柔不断の私が、なかなか成長したものです。
レストランフロアに上がり、お漬物のお店で定食を頼むと、友達は改めて「サプライズって何?」と聞いてきました。
きたきた、と思いながら、私は「はい、これ」とバッグからチョコを出して、友達にプレゼントしました。
実は、職場近くのケーキ屋さんで買っておいたのです。毎年誘ってくれる友達への感謝の気持ちを込めて。友チョコってやつですね。
友達は「えーーー!!」とほんとにびっくりした様子。これは本題に入る前の前段階のつもりだったんだけど・・・そんなに驚く?
なんだかその様子がかわいくて、気負わずに、「あともうひとつはね、妊娠したの」と続けることができました。
そしたら、「やっぱり!」と、このサプライズにはちっとも驚かないの。
「そんな気がしてたんだ~とうとうだね。おめでとう!」だって。私のほうが驚いちゃいました。
どうしてわかったの?と聞くと、「サプライズって言ったから、そうだと思ったよ」とのこと。うーむ、そういうものなのかしら。
聞けば、妊娠が判明して間もない頃に、鎧塚さんのケーキを食べに行ったのですが、そのときになんとなく気づいていたとのこと。
長年つきあってる友達の勘はなかなかのものだなぁと思う反面、私がチョコをあげることにそんなに驚くかな?とも思いましたが、何にしても、持つべきものは友。
笑顔で祝福してくれて、本当にうれしかったです。
これから少しずつ、他の友達や、親戚にも報告していこうと思います。